■買取/リサイクル商品名
Pioneer プリメインアンプSA-910
全回路に正負2電源方式を採用し、各セクション初段に差動アンプを採用することで、音質を改善したプリメインアンプ。
正負2電源方式では、入出力点が常にゼロ電位に近く保たれているため、スイッチの切換時に発生するショックノイズが、皆無に近くなりました。
とくにイコライザー段のように後段にゲインの大きい増幅部がくる低レベルセクションでは大きな意味をもっています。
イコライザーアンプの出力段は、SEPP回路を採用することで、電源利用率が高くなり、高出力を低歪で得られると同時に許容入力が大きくなり、ダイナミックマージンが広くなっています。
初段に差動アンプを採用し、100%の直流NFBをかけて、広帯域にわたって低歪率で、かつ、すぐれた直流安定度を実現しています。
また、過渡的な入力に対しても、動作点の狂いが置きにくくなっています。
トランジスタには、厳選した低雑音のキャンシールドタイプを採用しており、とくに湿度によるノイズの経時変化の防止に対処しています。
RIAAカーブを得るためのNFB素子とNFBを受ける箇所に、誤差の少ないニクロム蒸着金属被膜抵抗(誤差1%)及びスチロールコンデンサ(誤差2%)を採用しています。
Phono、AUXとも入力回路は2回路が装備され、Phono1、AUX1はストレートに、Phono2、AUX2はレベルコントロール回路が設けられています。
とくにPhono2のレベルコントロールを応用すると2台のプレイヤー(またはツイントーンアーム)によって出力電圧の異なる2種類のカートリッジの比較試聴を行う場合にレベル合わせができます。
レベルコントロールの調整はNFBの量によって行っているので、高出力のカートリッジをしようしてこのコントロールを絞った場合でもダイナミックマージンが不足しないように考慮されています。
また、Phono2の端子は、入力インピーダンスを25kΩ、50kΩ、100kΩの3段階に選択でき、カートリッジの種類によって最適な値を選ぶことができます。
2台のテープデッキを同時に接続して、交互再生だけでなく、テープからテープへのデュプリケートがスイッチの切換えで行えます。
トーンコントロールは、Bass、Trebleともそれぞれの両側にさらに小さなツマミが配してあるツイントーンコントロールとなっています。
中側の大きなツマミ(メイン)を回すと、一般的なトーンコントロールができ、メインをフラットにして両側の小さいツマミ(サブ)を回すと、超低域と超高域がコントロールされます。
このように、二つの特性をコントロールできるトーンコントロールとすることで、今まででは出来なかった特性のコントロールが行えます。
Mainコントロールは、Bass、Treble共に2dBステップの11ポジションで、Bassは100Hzで±10dB、Trebleは10kHzで±10dBの可変が可能です。
またフラットポジションではNFB回路はコンデンサがはずれて抵抗のみになるため、周波数特性はフラットになります。
Subコントロールは、Bassは50Hz、Trebleは20kHzにおいて、2dBステップ、7ポジションで、±6dBの範囲内でMainコントロールに関係なく独立してのコントロールが可能です。
また、Mainと組み合わせ応用すれば約6000種類のコントロールが可能です。
Main、Subのコントロールのポジションに関係なく、クイックアクションで周波数特性をフラットにする、トーンディフィートスイッチを搭載しています。
コントロールアンプは、イコライザーアンプ同様に、直流NFBが100%かけられる初段差動3段直結回路を採用しています。
初段差動アンプにはノイズの経時変化が少ないキャンシールドトランジスタを使用し、また信頼性の高い厳選したパーツを使用するなどしています。
Lowフィルターは30Hz、Subsonic、Offの3段切換、Highフィルターは12kHz、8kHz、Offの3ポジション、各々12dB/octで働き、不要な超低音の振動やテープのヒスノイズを再生音を損なわずにシャープにカットします。
とくにHighフィルターはLとCの受動素子で構成しており、高い周波数帯域で問題になりがちな過渡特性が優れています。
ボリュームの調整範囲を拡大できるレベルセット機構を搭載してます。
メインボリュームと同軸上に設けられたセットツマミによって-15dBと-30dBにレベルを下げ、小音量で聴く場合でもボリューム調整が、中央付近(時計の12時付近の角度)で行えます。
レベルセットを切換えると音量レベルとボリュームの回転角度の関係が変わるので、ラウドネスコンターの動作範囲も連動して変化するようになっています。
レベルセットのツマミが0dBの位置ではボリュームコントロールのMinから40%(時計の約11時の角度)までラウドネスが働き、-15dB点では60%(時計の約1時の角度)まで、また-30dB点では全回転にわたってラウドネスが働きます。
パワーアンプ部は、全段直結純コンプリメンタリーOCL回路方式を採用し、さらに差動アンプ2段とバイアス保証回路の採用で、安定度を得ています。
初段差動アンプにはキャンシールドトランジスタの採用で、湿度の影響によるノイズ発生等の経時変化が起こらないよう配慮されています。
パワー回路は定電流負荷回路が2箇所も受けられています。
この回路により電源電圧の変動等によるアイドル電流の変化が抑えられ、過渡的なクロスオーバー歪がなくなり、ハイパワー時から微小出力時まで、低歪率な再生音が得られています。
また定電流負荷回路の間に電流増幅回路を入れることにより、前後の2組の差動増幅の動作点を最適に選ぶことができるので、雑音をおさえて利得を大きくとれ、したがってNFBが多量に安定にかけられるので広い帯域にわたり低歪率、ハイパワーが得られます。
ドライバー、パワー段の純コンプリメンタリーペアトランジスタは、特性の良く揃ったPNP、NPN型を厳選使用しています。
破壊に対しては、破壊強度の高いものを使うと同時に大型放熱器、電流制限回路、電子式保護回路の併用により動作の安定性、確実性を高めています。
リレーと電子回路を組合わせた本格的な保護回路を搭載しています。
保護回路が動作すると前面パネルのプロテクションランプが点灯して、異常を知らせます。
この保護回路は電源投入時の電源ミューティングも兼ねており、スイッチオンによる起動時のショックノイズを皆無にしています。
電源部にはレギュレーションのよいパワートランス、15,000μF×2の大容量電源コンデンサを採用し、さらにドライバーステージに定電圧電源回路の採用で、電源に起因する不安定要素を解消しています。
スピーカーの切換えで、A、B、C、3組のスピーカーを単独で働かす事も、また、A+B、A+Cと2組を同時に動かすこともできます。
さらにBポジションはレベルコントロールが付、Bポジションに接続したスピーカーのみの音量のコントロールが可能で、能率差のある2組のスピーカーの切換え試聴なども同じレベルで聞き比べが出来ます。
なお、レベルコントロール回路はパワーアンプ部の前段に位置しているため、コントロールによってスピーカーシステムをドライブする出力インピーダンスの変動がありません。
パワー、歪率、残留雑音といった基本的な性能を全数実測し、そのデータを一台ごとに添付しています。
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