■買取/リサイクル商品名
Pioneer プリメインアンプ SA-8900
各回路の精度を高め高音質化すると共に、ツイントーンコントロールを搭載したプリメインアンプ。
パワーアンプ部は差動増幅1段を持ち、出力段をパラレルプッシュプル構成とした全段直結純コンプリメンタリーOCL回路を搭載しています。パラレルプッシュプルの採用により電流特性のリニアリティが良くなり、歪を抑えて大出力を実現しています。さらに、プリドライバー以前は安定化電源なため、微小出力時の過渡的クロスオーバー歪を追放しています。
また、±2電源の供給や差動アンプの採用で回路の安定度を高め、さらにバイアス補償回路を搭載することで外部温度の変化でもオフセット電圧の変動を抑えられ、より特性を安定させています。
イコライザー部は、初段に低雑音トランジスタを使用した±2電源の3段直結回路となっており、2段目をエミッタフォロアーとすることで初段のゲインが大きくとれ、安定した多量のNFBがかけられています。
さらに、±2電源の採用により回路をより安定させ、スイッチ切換時のノイズを防いでいます。また厳選した偏差の少ないNFB素子を回路に用いることで、特性の改善も図っています。
コントロール部のフラットアンプはPNP-NPNの組み合わせによる2段直結型で、交流的にも直流的にもNFBをかけ、歪の低減を図ると共に、トーン回路へ低インピーダンスで送り出す事ができるため、トーン回路をより理想的な条件で働かすことが可能となっています。
さらに、±2電源供給による中点電位の安定が保たれ、スイッチ切換時のノイズを追放しています。
トーン回路にはNF型を採用しており、NFB量を偏差の少ないスイッチ式抵抗が可変するパイオニア独自のツイントーンコントロールを採用しており、コントロール機能の大幅な拡大を実現しています。
このツイントーンコントロールは、メインのコントロールのほかにサブのコントロールを持っており、メインは2dBステップの±8dB可変、サブは2dBステップの±6dB可変となっています。メインだけの操作なら一般的なトーンコントロールとして使え、サブだけの操作なら超低域と超高域だけを変化させることが可能です。
また、トーンon/offスイッチが設けられており、フラットな特性を得ることも可能となっています。
テープデッキは2台接続でき、デュプリケートスイッチをonにすることでテープ1から2へ、2から1へでも自由にテープダビングができます。
リレー内蔵の保護回路を搭載しています。また、電源on/off時のノイズも抑えています。
ローカット、ハイカットのフィルターを搭載しています。
また、ラウドネスコンターやミューティングなどの機能を搭載しています。
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