■買取/リサイクル商品名
PIONEER EXCLUSIVE CDプレイヤーPD-5000
パイオニア独自のレーザー&デジタル技術をはじめ、サーボ技術、無共振化技術などを結集して開発したリファレンスCDプレイヤー。
8fs・リアル18bitダイレクトリニアコンバーションを搭載してます。
まず8倍オーバーサンプリングデジタルフィルターには、演算制度を高める演算語長20×22bitの高精度LSIを採用しており、精度の高いデータを得るとともに、サンプリング周波数を8倍の352.8kHzへシフトアップし、量子化データの密度を高め、アナログフィルターの負担を軽くしています。
さらにD/Aコンバーターには、ワンパッケージ・リアル18bitLSIの中から、特にリニアリティとローレベルでの歪において厳しい選別をしたハンドピックド・パイオニア・スーパーバージョン仕様を採用しています。
また各ビットの誤差を適正値に一台一台調整するリニアベロープ手法を併用し、ピット誤差の重要度の高いMSBだけでなく、2SB、3SB、4SBまで誤差が最少となるようにコンバージョン・チューンを行い、高精度D/A変換を実現しています。
これにより、ゼロクロス歪やビットの誤差に起因する歪を大幅に低減しています。
信号経路の最短化を図るため、CDダイレクトコンバーションを採用しており、ピックアップから出力端子までの信号経路の最短化と、各回路ブロックの適正な配置を実現しています。
このため、光学系メカニズムをセンターに配置するなど、主要回路を信号の流れに沿って最短距離でレイアウトしており、しかも配線材も極力短くして露出を抑え込んでいます。
CDダイレクトコンストラクションをさらに徹底し、効果的なものにするため、デジタルとサーボ、アナログ回路基板および電源基板を独立分離させ、しかもアナログ回路の基板はLchとRchの完全モノコンストラクションを採用してます。これは、デジタルデータの段階から徹底してLchとRchの同質化を追求したもので、信号間の相互干渉を低減しています。
さらにアースのローインピーダンス化を図り、デジタルノイズの飛び出しに有効なシールド効果が得られるシールデッドPCB(両面基板)を採用しています。また、Lch/Rchのアナログ基板や、電源基板には、ローインピーダンス70μm極厚OFC(無酸素銅)基板を採用しています。
ピックアップには、レーザー効率を向上した自社開発クリーンレーザーピックアップを搭載しています。
コリメータレンズなどの光学部品を削減することにより、従来のピックアップに比べ光学系のパワーロスを大幅に減少させるとともに、光路内の収差を低減させており、より正確な信号のピックアップを可能にしてます。
また、I/V変換ヘッドアンプ内蔵フォトディテクタを採用しています。ピット面から跳ね返ってきたレーザービームは、フォトディテクタで数マイクロアンペアの電気信号に変換されますが、クリーンレーザーピックアップでは、フォトディテクタにI/Vアンプを内蔵し、約200mVオーダーに増幅しており、外乱ノイズに強い信号を送り出す事ができています。
ピット信号から精度の高いRF信号を得るために、アキュフォーカスシステムを採用しています。
フォーカスサーボのために4分割されているフォトディテクタは、レーザービームを受ける際に、先行の信号と後行の信号との間の時間的なズレによって位相差が生じ、合成されたRF信号に乱れが生じます。アキュフォーカスシステムでは、遅延回路により先行の信号を遅延させ、後行の信号と位相を合致させています。
これにより、読取りエラーの少ない高出力のRF信号を得ています。
電源トランスは、アナログ回路用とデジタル/サーボ回路用を完全に分離させたツインパワートランス構成となっており、アナログ系、デジタル/サーボ系の相互干渉を防止してます。
特に、オーディオ回路用トランスの巻線には、OFC線によるバイファイラ・ツイスト巻きを採用しており、電源の±電圧や出力インピーダンスの平衡度を±2トランス方式並みに高め、低域のドライブ能力を向上させています。
さらに電源コードも4芯構造のOFCコードを採用し、電源プラグからアナログ回路とデジタル/サーボ回路を独立させ、電源からのデジタルノイズ流入を防いでいます。
また電源トランスが発生する振動や誘導ノイズを本体に伝えないため、トランスをメインシャーシから分離した極厚のアルミアングルであるアイソレーテッドベースにマウントし、さらにアイソレーテッドベースは本体とフローティングされ、専用の真鍮材の脚で支えています。
電源部にはプッシュプル電源方式を採用しています。
電流制御素子を並列に入れ、負荷電流が急変した場合に、この電流制御素子をコントロールすることによって電源電圧を安定させることを可能にしています。またディスクリート構成部を多くし、高音質デバイスを投入することで高安定化を図っています。これにより電源電圧の変動を抑え、過渡応答特性を向上させています。また低インピーダンス化を実現させるとともに、電源の高調波歪も低く抑えています。
さらに、2トランス・4パート・19レギュレーター・ローインピーダンス70μm極厚OFC(無酸素銅)基板を採用し、各ブロックの相互干渉を抑えています。
D/Aコンバーター以降の各ステージ全段にA級動作FETバッファアンプを採用しており、各ステージの負荷を低減し、アンプ全体の出力インピーダンスを低くする事で、アンプの負荷となるローパスフィルターなどの容量成分の影響を受けないアナログ部を構成してます。
さrないA級動作とすることで、動作時の電力消費量の変動を少なくすることができ、低歪率化を実現しています。
ディスクドライブメカのスピンドルモーターには、起動トルク65g/cmの高トルクコアレスD.D.スピンドルモーターを搭載してます。さらにスピンドル径が4.5mmの極太と相まって、負荷変動に強く、安定したディスクドライブ能力が得られています。
またピックアップ駆動には、トラッキング応答性の速い高速リニアモーターを採用し、正確なトレースと平均0.5秒以下という高速アクセスを実現しています。
ディスクの共振が音質に悪影響を及ぼすことに着目し、ディスクとの装着精度を高めるバーチカルクランプ方式ディスクスタビライザーを採用しています。
さらにスタビライザーとクランパーに機械的接触のないマグネットキャッチ方式を採用しており、ディスクの不要振動を徹底的に抑えるとともに、スムーズな回転を得ています。
光学メカニズムを支えるメカベースにはラミサートメカベースを採用しています。
これは鉄板を2枚重ね合わせて、特殊樹脂でモールディングしたもので、さらにピックアップ側の鉄板を銅メッキすることにより、振動減衰特性の向上と、磁気歪の影響を排除しています。
またこのメカベースは、セラミックメカサポートというセラミックの支柱に、コアキシャルサスペンションを介して固定しています。このコアキシャルサスペンションは特殊ゴムとスプリングを同軸状に一体化したもので、シャーシからの振動を遮断しています。
シャーシには、ハニカムシャーシを進化させた銅メッキ・ハイブリッド・ハニカムシャーシを採用しています。
まずハニカムシャーシに銅メッキを施し、優れた制振効果と磁気歪の低減を実現しています。さらにハニカムシャーシの床面側に極細パイルを静電植毛して、床からの周波数の高い反射やシャーシ表面の微細振動を抑えています。これにより大きな振幅を持つ不要振動から微細振動までのトータルな制御が可能となっています。
またインシュレーターには、特殊樹脂をハニカム状に成型した大型ハニカムインシュレーターを採用してます。
操作キーを押した時にだけスキャンニングを開始するクリーンマイコンを搭載しノイズを低減しています。さらにディスプレイ点灯時に発生する僅かなスキャンニングノイズにも着目し、不要な時はディスプレイを消すディスプレイoffスイッチも搭載しています。
また、使用しない回路の動作を止めて、ノイズの混入を防ぐデジタル・アナログアウト切換えスイッチを搭載しています。
フロントパネルには極厚アルミ押し出し材による漆調パネルを採用しています。
光と同軸の2系統デジタルアウトを搭載しています。
ストップ状態で、1秒単位でロケートできるタイムロケーション機能を搭載しています。
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